在宅医療で使用する医療材料研修

10月26日、27日、31日を使って3日間に渡り、ニプロ株式会社さんによる中心静脈栄養IVH(高カロリー輸液TPN)を使用する時に必要な医療材料であるヒューバー針(コアレスニードル)、輸液セット(ニプロフィルターセット)、ポンプ式の輸液セットのニプロチャンパーセットや胃瘻患者さんや経鼻栄養患者さんに使用する医療材料の研修会と手技研修を行いました。

住吉区のバイアル調剤薬局と住之江区のデータ・ボックス薬局の研修をスタッフの休みなどもある為、同じ内容で3日に分けて行いました😊

当薬局は外来だけでなく、個人在宅訪問にも力を入れている為、看取り在宅や点滴、経鼻、胃瘻を行なっている患者さんも多く、色々な質問や問い合わせが医師や看護師、介護士、患者さん等から多く、恥ずかしながら過去に答えられなかった質問や現在でも分からない事も多く、なるべくスムーズに回答できるように日頃から研修を繰り返し行なっています。

薬に関しては回答できても、医療資材に関しては薬局での取り扱いが無いものも多くあり、保険適応の有るもの無いもの、針の長さや、ルートの長さの違うもの、特殊な投与ルートがあり必要のない患者さんにお渡ししても値段だけ高くなるものや、フィルターという濾過をする役割があるもの、胃瘻、簡易懸濁などに使用するもの、薬剤の投与速度や投与量、併用する時のルート経路など治療に対して重要な質問もされることがある為、今回は手技も併せて研修しました。

31日は朝から加圧バックを使用してのラコール半固形手技を久しぶりに行いました。

以前当薬局の患者さんで初めてラコール半固形が退院時に処方され、使用方法の説明やラコール用の医療材料もなく老老介護の為使用が困難な事例もあり、住之江区のデータ・ボックス薬局では緊急用貸し出しで加圧バックをいつも用意しています。

電動加圧バックと手動の加圧バックで手技を行なってもらいました。

使用に関して分からない患者さんやご家族さんがいらっしゃれば遠慮なくご相談下さい。

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